みなさん「将来大型に乗るかもしれないけど、怖いからまず普通二輪を取ってみよう」と思っていませんか?
たー坊は普通二輪→大型二輪と免許を取得したので、自身の経験をもとに一気に大型二輪を取得するメリットについて解説していきます。
当初は教習料金だけを比べて普通二輪から大型二輪にステップアップする場合とすぐ大型二輪を取得する場合でそこまで差がないと思っていましたが実際は思わぬ差がありました。
すべての方に当てはまるわけではないですが、近くの教習所がはじめから大型二輪の取得に対応しているのであればぜひ目を通してみてください。
注意ポイント
教習所によっては大型二輪教習を受けるために普通二輪免許が必須の場合もあります。

▼「普通二輪⇒大型二輪」と「はじめから大型二輪」の金額差
たー坊が通っていた教習所での例となりますが「普通二輪を取得してから大型二輪を取得するパターン」と「はじめから大型二輪を取得するパターン」の金額を比べてみます。
※普通四輪免許を既に取得しているものとします。
1.教習料金
【普通二輪を取得してから大型二輪を取得するパターン】
取得済み免許 | 取得する車種 | 教習料金(税込) |
四輪のみ | 普通二輪(MT) | 83,600 |
四輪+普通二輪 | 大型二輪(MT) | 72,600 |
合計 | 156,200 |
【はじめから大型二輪を取得するパターン】
取得済み免許 | 取得する車種 | 教習料金(税込) |
四輪のみ | 大型二輪(MT) | 140,800 |
差額は15,400円です。
15,400円の差ならまぁいいかと思ってしまいそうですが、実際はこの教習料金以外にもお金が掛かる場合があります。
2.教習所のオプション料金と免許交付手数料
盲点でしたが教習所が設定しているオプションコース(例えば卒業まで一気に教習の予約を入れることができたり土日も教習を受けれるようになるなど)の料金が2回分必要になります。
たー坊が通っていた教習所のオプションコースは22,000円だったので、普通二輪取得の時も大型二輪取得の時も22,000円を支払いました。
もちろんオプションコースを付けないという選択もありますが、たー坊が通っていた教習所はオプションコースを付けた方が圧倒的に教習の予約が取りやすかったです。
オプションコースを付けたおかげで普通二輪も大型二輪も約2週間で卒業することができました。
教習所へ入校する際に証明写真も必要なので、証明写真の料金も2回分必要です。
そして当然ながら免許証の交付手数料3,800円も2回分必要になります。
これらを足し合わせると差額15,400円増で済むと思っていたのが実は41,970円増というのが実態でした。
教習料金差額 | 15,400円 |
オプションコース料金 | 22,000円 |
証明写真代 | 770円 |
免許交付手数料 | 3,800円 |
合計 | 41,970円 |
(細かいことを言えば免許センターへ行く交通費や駐車料金も2回分必要になります)
4万円もあれば何かバイク用品を買うこともできますよね。

これぞあとの祭り!ここまで差があると気づいていたら最初から大型二輪を取得していました
▼金額以外のメリット
お金の差以外にも、はじめから大型二輪を取得することに下記のメリットがあります。
1.バイクの選択肢が増える
当たりまえですが選べるバイクの選択肢が増えます。
買うバイクが400cc以下と決まって場合はよいですが、免許取得後にバイクを検討する場合は400cc以上のバイクも選択肢に入れることができます。
もちろん初めてのバイクでいきなり1000cc以上のハイパワーで重量級なバイクを買うのは危険ですが、500cc〜750ccくらいのミドルレンジに意外と扱いやすくて魅力的なバイクがあります。
ポイント
車体を400cc以下と共有した普通二輪サイズの大型二輪もあります
高速道路での余裕を考えると排気量の大きいバイクもありだと思います。
ただし、レブルを例にすると250ccと500ccでは250ccの方が人気のため、お金のことだけで言えば車体購入費が安くて売却時も有利な250ccを選ぶ方が良いと考えることもできます。
2.実技教習の数が増えるのでよりバイクに慣れることができる
これも初めから大型二輪を取得する大きなメリットです。
普通二輪の17時限だけではバイクに慣れるのにちょっと物足りないと感じました。
特に体格の小さい方は力で車体を支えることができないので車体コントロールのコツを掴むまで時間が掛かります。(恐怖心が邪魔をしてどこまで傾けれるかを探りずらい)
個人差はありますが17時限というコマ数ではコツを掴む時間としては少ないと感じました。
大型二輪で教習を受ければ普通二輪と比べてプラス10時限ほどバイクに乗ることができるのでより余裕を持って習熟することができます。

大型二輪の教習が終わる頃には苦手だったクランクも楽々クリアできるようになりました
公道では教習所と比較にならないくらい想定外のことが起こるので、せめて教習所では不安なくバイクを操作できるようになっておきたいですね。
大型二輪に慣れておけば普通二輪が軽く感じるというメリットもあります。
大型二輪を取ったから大型に乗らなきゃいけないということもないので、将来的に大型も視野に入れているのであれば普通二輪をより安全に運転するために大型二輪を取得するのもありだと思います。
▼普通二輪と大型二輪の教習車の違い
教習所によって使用するバイクは違いますが、多くの教習所では普通二輪がCB400SF、大型二輪がNC750Lかと思います。
この2つのバイクを乗り比べると確かにNC750Lの方が一回り大きく操作感も違うのですが運転が極端に難しくなるということはありません。
シート高と車重を比べてみても実はそれほど違いません。
車種 | シート高 | 重量 |
CB400SF 教習車 | 750mm | 207kg |
NC750L 教習車 | 793mm | 228kg |
20kgも違うやんとツッコミが入りそうですが、CB400SFがすでに200kg超えの重量級なので体感としてはそれほど差がありません。
どちらのバイクでも停車時には自分が支えられる範囲内で車体を直立させておく技術が必要です。
足つきは身長158cmたー坊が跨るとCB400SFが両足の母指球がギリギリ接地で、NC750Lは片足母指球・片足つま先くらいでした。
結局のところ停車時は左足で車体を支えて右足をステップに置くのが基本姿勢となるため足つきの違いはさほど気になりませんでした。(停車時に右足をリアブレーキに添えていないと卒検で減点になるので教習所では車体を支えるために右足は使いません)
お尻を少し左側にずらすことで対応できます。
ポイント
小柄な人にアドバイスですが、左側にずらしたお尻をきっちりセンターに戻さないと右折の小回り(クランク等)が難しくなります。発進後は意図的にお尻をセンターに戻してください。右カーブが苦手な場合は停車時にあえて右足で支えて「右側に車体を傾ける」練習もした方がいいです。
引き起こしは力よりコツが大切なのでCB400SFを起こせればNC750Lも起こせると思います。
たー坊は普通二輪のときは引き起こしが苦手なまま卒業しましたが、大型二輪の教習を卒業する頃にはコツを掴んでNC750Lを楽々引き起こせるようになっていました。
引き起こしの習熟にもに時間(というか回数)が必要だと感じました。


▼まとめ
以上、はじめから大型二輪免許を取得することのメリットでした。
運動神経に自信がない方は少しでも車重が軽い普通二輪からステップアップした方がいいかもしれませんが、身長158cmのたー坊でも大型二輪を取得することができたので将来的に大型二輪も視野に入れている方は一度検討してみてください。
はじめから大型二輪を取得するメリット
- オプションコースの有無によってはステップアップで取得するよりも大幅に安くなる
- 教習所でバイクに乗る時間が長いため公道に出る前によりバイクに慣れることができる
- 教習車に限って言えば普通と大型でそこまで差がない
- 教習所で大型二輪に慣れることで普通二輪をより軽く扱うことができるようになる