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Bose QuietComfort Ultra Earbuds レビュー

今まで有線イヤホンのShure SE215を使用していましたが、ケーブルが煩わしくなってきて、寝ホンとしてノイズキャンセリングイヤホンも欲しかったのでBoseのQuietComfort Ultra Earbuds(クワイエットコンフォート ウルトラ イヤーバッズ)を購入してみました。

稚拙ながら使用感や音質をレビューしてみたいと思います。

たー坊
たー坊

控えめに言って最高だった

▼購入の決め手

シェアハウスで同居している隣人がうるさかったので、ノイズキャンセリングイヤホンを購入しようと物色していました。

たー坊は比較的音質にこだわりがあるので、音質に定評があったゼンハイザーのMOMENTUM True Wireless 4を買う予定でした。

ところがMOMENTUM True Wireless 4の発売後に楽天で注文しようとしたところまさかの売り切れ。

購入するまでに時間ができたので、有名メーカーの「Bose QuietComfort Ultra Earbuds」、「SONY WF-1000XM5」、「Sennheiser MOMENTUM True Wireless 4」の3つを試聴してみることにしました。

結果、試聴して大正解。

デジタル耳栓と呼べるほどのノイキャン性能を有していたのは「Bose QuietComfort Ultra Earbuds」だけでした。(個人的な感覚です)

各社フラッグシップモデルのノイズキャンセリングイヤホンだったのでどれも一定レベル以上のノイキャン性能で拮抗しているかと思っていましたが予想以上に差がありました。

(後述しますが音質は評判通りMOMENTUM True Wireless 4が一番よかったです)

▼ノイズキャンセリング性能

上記3機種のうち、家電量販店の騒々しい店内ではQuietComfort Ultra Earbudsだけが「スン」とした静寂感をもたらしてくれました。

世界最高ノイキャンを謳うWF-1000XM5にも同等のノイキャン性能があるかと期待しましたが、こちらは周囲の音量は下がるものの「スン」とした感覚を感じるまでは行きませんでした。

不快感を感じない範囲で自然に低減する感じです。

残念ながらMOMENTUM True Wireless 4に至っては「ノイキャン効いてる?」という印象でした。

QuietComfort Ultra Earbudsのノイキャンが100点満点かと言うとそうでもないと思います。

前述の通り上記3機種の中ではダントツに感じましたが、さすがに無音とはいきません。

そして、ノイキャンが1番強い分、ノイキャン作動中のホワイトノイズも1番大きいと感じました。

音楽を聴きながらであればまったく気になりませんが、耳栓として無音で使っているときは「ザー」という音が常になっている感じがします。

その点ではホワイトノイズをほとんど感じさせないWF-1000XM5はとても優秀です。

QuietComfort Ultra Earbudsのノイキャンの特性ですが、中低音のキャンセルがとても優れていると感じます。

電車や車の走行音などに強いです。

それに比べ高音のキャンセルは少し弱いようです。

カフェで使っていると陶器がぶつかるカンカンキンキンとした音が意外と入ってくるなという印象を受けました。

もちろんちゃんとキャンセルしてくれてはいますが、中低音のノイキャンが素晴らしいだけにちょっとだけ気になります。

ただ、その高音のキャンセルが弱い特性はメリットもあって、電車の中では「走行音を抑えつつも車内アナウンスは適度に聞こえる」ように感じています。

デジタル耳栓として電車内で音楽を聞かずに使うことも多いのですが、アナウンスをちゃんと聞きとることが出来るのでとてもありがたいです(もちろん音楽を聴いていたらアナウンスは聞こえづらいです)

高音のノイキャンをもっと良くしてほしいと思いつつも、現状では世界最強ノイキャンなので、ノイキャン性能で選ぶなら間違いなくおすすめできるイヤホンです。

(QuietComfort Ultra Earbudsと同じくらいノイキャンに定評のある「AirPods Pro」は、個人的に形があまり好きじゃないので候補から外してました)

【おまけ情報】

物理的な遮音性能が上がるかと思い、非純正の低反発イヤーチップを買ってみました。

結果、遮音性能は微増という感じでした。

しかもケースに収めるとケース内でイヤーチップ同士がぶつかってしまいます。

付属の標準イヤーチップでもノイキャンによって十分に外界と遮断されるので、標準のまま使うことをおすすめします。

▼音質

音質は今回比較した3機種の中では一番脚色感が強いように感じました。

ドンシャリ傾向で、普段モニター系や美音系の機器を使っている人は「こんなに低音必要?」と思うと思います。

決して膨らんでブーミーということはないですが、スピーカーで例えるなら「サブウーファーで迫力増しました!」って感じの音です。

この低音を強調している感じが脚色感を感じさせる一番の要因だと思います。

イコライザーで低域を下げてフラットに感じられるようにしていますが、イコライザーは低音・中音・高音の3バンドでしか調整できないので低域を細かく分割して調整することができません。

あと、低域を下げてもバスドラムのパンチがあんまり減らないですね。

これはメリットと感じる人もいればデメリットに感じる人もいると思います。

高域の粒子感(サラサラ感、きめ細やかさ)についても3機種の中では一番荒く、繊細な表現という部分では他の2機種に一歩譲ります。

ちょっとネガな印象を書きましたが、他の機種と比較すると感じるだけで充分自然に音楽を聴くことができます。

メリハリがあると表現すればメリットに感じるかもしれません。

かれこれ3ヶ月近くQuietComfort Ultra Earbudsを使っていますが、音質が悪くて使うのが嫌だと思ったことは一度もないです。

低音の強さはEDMなどに合うと思うし、ロックでもライブ音源には相性がいいと思います。

ついでなので比較した他2機種の印象を書きます。

MOMENTUM True Wireless 4は高域の粒のサラサラ感と表現の繊細さが一番優れていると感じました。

音質追求というコンセプトがしっかりと体現されています。

ただノイキャン性能が低いので外音に濁されてしまうことと、「ノイキャンイヤホンの中では音がいい」というだけで感動するレベル音質ではないと個人的には感じました。(あくまでお店での短時間視聴の感想です)

騒音がある環境ではなく、静かな環境で使うともっといいところも見えてくるかもしれません。

(それならノイキャンイヤホンである必要ないような気もしますが)

WF-1000XM5はソニーのリスニング向け製品らしい、ナチュラルで聴き疲れしにくい音質でした。

ソニーのノイキャンヘッドホンのWH-1000XM4を所有していますが同じ系統の音でした。

ナチュラルで優しい音で、とっても聴き疲れしにくいと思います。

モニター系のスッキリした音質が好みだと「1枚ベールを被っている」ように感じるかもしれませんが、そこは聴き疲れのしにくさとトレードオフかもしれません。

「ながら聴き」や長時間使いたい人にはWH-1000XM4はとてもいい選択だと思います。

ということで音質について感じたことを書いてみましたが、ノイズキャンセリングイヤホン自体が騒音のある環境下で使うものとすると音質を気にし過ぎるのもちょっと違うかなという思いもあります。

騒音は音質を阻害する最も大きい要因のひとつですからね。

MOMENTUM True Wireless 4もノイキャンが弱いせいで騒音のある環境下では音質を存分に味わうことができません。

ノイキャンが弱くてもよい静かな環境で使うなら、ノイキャン機能なしのイヤホンの方がコスパよく音質を追求できると思います。

▼空間オーディオ

QuietComfort Ultra Earbudsには「イマーシブオーディオ」という、ステレオ音源でも空間オーディオ化する機能があります。

この出来がとっても素晴らしいのです!

エコーが付加されるので音楽の繊細さは少し下がってしまいますが、狭い頭内定位から音場が一回り広がって臨場感がグッとアップします。

映像コンテンツを見ながら聴くと本当に前方から音が鳴っているように錯覚することができます!

もう少しイマーシブオーディオについて説明します。

イマーシブオーディオには「静止」「移動」という2つのモードがあります。

1.「静止」

「静止」では頭内定位感を薄めるだけではなく、音を前方に「固定」することができます。

モーショントラッキング機能によって、首を横に向けても元々の「前方」から音が聞こえてきます。

本当に自分の50cmくらい前方から音が鳴っているように感じます。

「やべっ!スピーカーで鳴らしてた!」と勘違いしてしまうほどです笑

正直イマーシブオーディオをオンにするだけではそこまで前方定位を感じませんが、首を横に振って音が前から鳴っているのを感じることでより強く前方定位であることを脳に錯覚させることができます。

「静止」で固定される音の方向は6秒ほど違う方向を向くとそこが前方として再定義されます。

音の移動もパッと切り替わるのではなく「ススッと滑らかに」移動する感じがして上質な印象を受けます。

音の固定は横方向のみです。

上を向いていても上には固定されません。

2.「移動」

続いてイマーシブオーディオの「移動」についてですが、こちらは音の位置の固定がなく、常に自分の向いている方向が音のセンターになります。

上述した首振りによる脳の錯覚を使えないのでこちらの方が前方定位は弱く感じます。

「移動」でも音の移動は滑らかで、首を向けた方向にスウィープ動作のように滑らかに付いて来る感じがします。

ウォーキング中など自分が動いている時にイマーシブオーディオを使いたい場合は「移動」の方がいいですね。

映像コンテンツを見ているときは「静止」、その他の状況では「移動」と使い分けるといいと思います。

ちょっと面倒臭いのが、クワイエットモード(ノイキャンモード)やアウェアモード(外音取り込みモード)などのモードを切り替えると毎回イマーシブオーディオの設定が「オフ」になってしまいます。

イマーシブオーディオを使いたい場合はモードを切り替えるたびにONにする必要があります。

(後述するカスタマイズモードを使えばはじめからONにしたモードを作ることも可能です)

イマーシブオーディオを使うと充電は早く減ります。

このブログを書きながらニールヤングのアンプラグド(アコースティックライブの音源)をイマーシブオーディオで聴いていたのですが、「本当にコンサート会場にいるような錯覚に陥りました」。

改めてイマーシブオーディオの臨場感に感動しました!

音質の項目でQuietComfort Ultra Earbudsのネガな部分を書きましたが、空間オーディオありきのイロモノイヤホンと考えるとこのイヤホンの存在価値はグッと上がると思いました!

ライブ音源との相性は抜群に良いです!

▼外音取り込みモード

QuietComfort Ultra Earbudsは外音取り込みモード(本機種では「アウェア」モードといいます)もとても優秀です。

他のイヤホンで外音取り込みモードを試さなかったので特別優れているかはわかりませんが、外の音の聞こえ方がめちゃくちゃ自然です!

手持ちのWH-1000XM4は外音取り込みモードにするといかにも「マイクで録ってます」という機械的な音がしますが、QuietComfort Ultra Earbudsは穴が空いた耳栓をつけていると思えるくらい自然です。

また、「アウェア」モードには「Active Sence」という外音取り込みしながらも大き過ぎる音をノイキャンしてくれる機能があります。

大きな音を抑えてくれるのはありがたいのですが、この機能が働くと気圧差で耳がツーンとなったときのような感覚になります。

思わずつばを飲み込んでしまいます笑

ちょっと不自然に感じる場面もありますが、耳を守ってもらえると思ってオンにしています。

(今思いついたのですがインパクトドライバや金槌を使うときに耳の保護にすごい便利かも)

▼装着感

装着感に関しては比較した3機種の中では一番快適だと思いました!

イヤーチップの形状がこの3機種の中で一番浅く、耳に差し込むというより「耳の穴に蓋をする」ような形状となっています。

そのため長時間の装着でも耳の穴が痛くなるということは全くありません。

耳に差し込んでいなくてもゴムのイヤーフィンで耳介に固定されるので脱落の心配は全くありません。

10kmほどランニングしましたが落ちそうになったことは1回もありませんでした。

イヤーチップとイヤーフィンはそれぞれS・M・Lの3種類が付属しているので自分の耳に合わせて付け替えることができます。

耳の穴に差し込まない形状ですが音漏れも心配ありません。

夜の静かなリビングで自分がQuietComfort Ultra Earbudsを付け、友人に音漏れの程度を聞いてもらったのですが、耳に痛いほどの音量で聴いていても、全然音漏れしてないとのことです!

(メタル系の音楽をiPhoneの音量バーで2/3くらいの音量で聴き、友人には1.2mほど離れた位置で音漏れを聞いてもらいました)

これだけ音漏れが少なければ外出時でも周囲に迷惑をかけずに音楽を楽しめそうです。

▼接続安定性

QuietComfort Ultra Earbudsの接続安定性は問題ないレベルだと思います。

iPhone12 miniで3ヶ月ほど使っていますが、使用中に勝手に切断したことは一度もありません。

ゼンハイザーのMOMENTUM True Wireless 4は試聴時になかなかペアリングしなくて苦労しました。

(MOMENTUM True Wireless 4については家電量販店の店員さんも「音はいいけど接続がねぇ」と嘆いていました)

それと比べればかなりマシだと言えます。

ただ、たまに一瞬だけ音がダブって聞こえるような挙動をすることがあります。

iPhoneとペアリングして使っているときに、iPhoneのテザリングをONすると顕著に症状が現れたので電波の影響かもしれません。

(QuietComfort Ultra Earbudsの問題なのか、iPhone側の問題なのかはわかりません)

また、たまたまかもしれませんが、iPhoneのBluetoothがオフの状態でQuietComfort Ultra Earbudsを耳に装着し、そのあとにiPhoneのBluetoothをオンにして接続すると音が途切れ途切れになりやすいような気がします。

断定はできませんが過去2回ほど途切れ途切れになった時は上記のような接続手順でした。

あと、これは注意喚起したいのですが、再生機器側のBluetoothのバージョンが古い場合はまともに接続できない可能性があります。

Bluetooth4.0のMacBook Pro 2015ではすぐに切断されて使い物になりませんでした。

何度接続し直しても1分も経たずに接続が切れてしまいます。

Bluetooth4.2のiMacでは大丈夫だったので、再生側の機器がBluetooth4.0以下では使えないと思っておいた方がいいかもしれません。

その他の接続関連の症状としては、たまに「ププッ」というノイズを拾ったような音が聞こえることもあります。

※最近全然聞こえなくなったので、もしかしたらソフトウェアのアップデートで直ったかもしれません。

▼操作感(タップの操作感)

イヤホン側面の「Bose」と書いてある面がタッチセンサーになっていて、シングルタップで再生・停止、ダブルタップとトリプルタップで曲送り・曲戻し、スワイプで音量の上げ下げの操作することができます。

イヤホン左右での使い分けはなく、どちらのイヤホンでも上記の操作が可能です。

着信への応答、終話もタップ操作で行います。

ちょっと気になるのは、タッチセンサーの感度が高く、少し指が触れただけでタップしたと判定されてしまうことです。

シングルタップで再生・停止なのですが、指が触れて意図せず音楽を止めてしまうことがあります。

あと、指でタップした時の指の打撃音が結構耳に響きます笑

ノイキャンで静かなぶん余計にそう感じてしまうのかもしれませんが、何気なくタップ操作すると打撃音の大きさにビックリします。

もしかしたら優しく触れても操作を受け付けるようにタッチセンサーの感度が高めになっているかもしれません。

上記のタップやスワイプ操作以外に、設定で長押し(長触れ)にショートカット機能を割り当てておくことが出来ます。

こちらは左右のイヤホンに別々の機能を割り当てることが出来ます。

割り当てるショートカットは「モードの切り替え」と「イマーシブオーディオの切り替え」、「音声アシスタントへのアクセス(Siriなどの起動)」の3つから選ぶことができます。

長押しは動作するまで1秒くらい掛かるので、何回も操作する必要がある場合はちょっと面倒くさいです。

▼モードについて

QuietComfort Ultra Earbudsにはデフォルトで「クワイエット」「アウェア」「イマージョン」という3つのモードが用意されていて、追加で自分でカスタマイズしたモードも保存しておくことができます。

モードの内容がちょっとややこしかったので紹介します。

1.クワイエットモード

ノイズキャンセリングのモードです。

ノイズキャンセリングがレベル最大で固定となっています。

イマーシブオーディオ(空間オーディオ)を「オフ」または前述した「静止」と「移動」のいずれかで設定できます。

2.アウェアモード

外音取り込みモードのことです。

外音の音量は調整することができません。

前述の通り、「Active Sence」という大きい音に対して自動でノイキャンを掛ける機能を付けることができます。

こちらもイマーシブオーディオ(空間オーディオ)を「オフ」「静止」「移動」のいずれかで設定できます。

3.イマージョンモード

ノイズキャンセリング+イマーシブオーディオ「移動」のモードです。

ノイズキャンセリングはレベル最大で固定です。

自分ははじめ、この機能の意味がよくわからなかったのですが、要するに「クワイエットモードでイマーシブオーディオを「移動」に設定した時と同じ内容」のモードです。

イマーシブオーディオが「移動」でいい場合は、クワイエットモードでイマーシブオーディオを「移動」に設定するよりもイマージョンモードにした方が手軽ですね。

4.その他 カスタマイズモード

上記の「クワイエット」「アウェア」「イマージョン」以外に自分でカスタマイズしたモードを作ることができます。

カスタマイズ出来る内容は「ノイズキャンセリングのレベル」と「イマーシブオーディオの設定」です。

モードの名前はアプリ内で用意されている10個の名前から選びます。

モード名の横に鉛筆マークがあるので自由記述できるのかと思いましたが、用意されたものから選択する形式でした。

利用シーンによってノイキャンのレベルを使い分ける感じですかね。

ノイキャン最大+イマーシブオーディオ「静止」という内容のモードを作っておけば、クワイエットモードでいちいちイマーシブオーディオを設定し直すという手間を省くこともできます。

アウェアモードで外音の取り込みがうるさいと場合にノイキャンのレベルを少しだけ入れたモードを作っておくのもいいと思います。

たー坊
たー坊

たー坊はクワイエットモードを使った直後にアウェアモードにすると外音が大きく感じるので、ノイキャンレベルを半分に設定したモードを1つ作ってあります。

ポイント

カスタマイズモードで設定しておいたイマーシブオーディオは、そのモードを使っている最中に切り替えることもできます。

(例:ノイキャン最大+イマーシブオーディオ「静止」という内容のモード使っている最中に、イマーシブオーディオを「オフ」や「移動」に切り替えることができる)

モードの切り替えはスマホのBoseアプリ内から行うか、前述のショートカット(長押し)に「モード切り替え」を割り当てて行います。

ショートカットでの切り替えは順番に変わるのでモードをたくさん作ると目的のモードにたどり着くのが大変になります。

使わないモードがある場合はモード名の横の星印をオフにしておけばショートカットでの切り替え時にそのモードを飛ばすことができます。

▼ケースについて

ケースの大きさは小さくもなく大きくもなくといった感じ。

縦6.5cm、横6cmなのでポケットにも楽に入りますが、厚みが2.5cmありちょっと嵩張ります。

カバンに入れる場合も薄い収納スペースに入れるときは気になりますね。

それでもワイヤレスイヤホンのケースとして はこんなものではないでしょうか。

イヤホンを入れる所はマグネットになっていて、イヤホンがケースから落下するのを防ぐとともにケース内で揺れてカタカタするのを防いでいます。

少し磁力が強くて取り出しにくいですが、イヤホン側に出っ張りを付けて掴みやすいように工夫されています。

最後にケースのLEDインジケーターについて説明します。

ケースにはLEDが2つ付いていて、ケース前面のLEDはケースの情報を、蓋を開けて見えるところのLEDはイヤホンの情報を表示しています。

ケースを開けた時と閉めた時に数秒間LEDが光って情報を伝えてくれます。

基本的には充電状態について表示してくれます。

ケース自体の充電残量はケース前面のLEDが白色に5秒間点灯すればケースの充電残量は33%〜99%で、オレンジに5秒間点灯した時は10%〜33%という意味になります。

オレンジに2回点滅した時は10%未満で要充電ということになります。

蓋を開けたところのLEDはイヤホンが入っている状態で白く光ればイヤホン充電完了(満充電)、オレンジに光ればイヤホン充電中を表します。

(イヤホン充電残量は耳に装着した時にも音声で残量パーセントを案内してくれます)

▼手持ちの機器と音質を比較してみました

QuietComfort Ultra Earbudsの音質傾向が見えてくると思ったので、ジャンルが違うと思いながらも下記の手持ちの機器と聴き比べてみました。

比較した機器

  1. Trio6 Be + ADI-2 Pro(モニタースピーカー+DAC)
  2. DT 770 PRO 80Ω + ADI-2 Pro(モニターヘッドホン+DAC)
  3. SE215(有線イヤホンをiMacのイヤホンジャックに直差し)
  4. WH-1000XM4(ノイキャンヘッドホンをBluetooth接続。コーデックはAAC)

再生ソースはすべてiMacで、ソフトはMac標準のミュージックアプリです。

QuietComfort Ultra EarbudsはiMacとBluetooth接続なので、コーデックはAACとなります。

補足

ADI2 Proを通している機器はSoundID Referenceという周波数特性をフラットにしてくれるソフトウェアで補正を掛けています。

QuietComfort Ultra EarbudsとWH-1000XM4は聴感で出来るだけフラットに感じるようにそれぞれの純正アプリのイコライザーで調整しました。

比較した結果、QuietComfort Ultra Earbudsは「微細な付帯音を削り、やや寒色のフィルターを掛けたような音」と感じました。

リファレンスとなるモニター系の上記1、2はスッキリして立体感があり、音の細かなディテールも聞き取ることが出来ます。

それと比べるとQuietComfort Ultra Earbudsは音の立体感がなく、細かなディテールは諦めてメリハリを効かせた音だと感じます。

滑らかに消えていくサスティーンなどは早めにバッサリ切ってしまう感じですね。

また、モニター系と比べるとスッキリ感や透明感は弱く、音にやや寒色系のフィルターが掛かっているように感じます。

と言っても強い寒色系の音ではないので、今回の機器の中では寒色方向に感じただけかもしれません。

あと、バスドラムの音が「音をカプセルに包んで塊感を増している」ように感じます。

どの曲でもバスドラムを同じようなカプセルに包んでいるように感じ、乱暴に言えばどの曲を聴いてもバスドラムの音が同じように聞こえます。

上記のような特徴はQuietComfort Headphonesでも感じたので、BoseのQuietComfort系の音作りなのかもしれません。

WH-1000XM4はQuietComfort Ultra Earbudsと比べると暖色系のフィルターが掛かったような音です。

その暖色系のフィルター感がWH-1000XM4の聴き疲れのなさを生んでいると思います。

手持ちの機器の中で聴き疲れのなさはWH-1000XM4がNo.1です。

ヘッドホンなだけあって音量を上げるとQuietComfort Ultra Earbudsより少し立体感があるように感じます。

SE215はiMac直挿しでイコライジングしてないこともあって今回の比較の中では1番音が悪かったです。

膨らんだ低音に中音も高音も汚されていました。

ただイヤーチップを純正から変えていたことも影響があると思います。

(あとからミュージックアプリ内にイコライザがあることに気づきました…引っ越しのためにiMacを梱包してしまったので、引っ越し後またイコライジングして聴き直してみます)

▼まとめ

ということでQuietComfort Ultra Earbudsをレビューしてみました。

手持ちの機器との比較してフィルターが掛かったようと表現しましたが、それは裏を返せばリスニング機器としての聴きやすさでもあると思います。

モニター系の機器はスッキリして立体感があるので一聴してとても音質良く感じますが、検聴用の機器なだけあって音のトゲが鋭く聴き疲れする印象があります。

また、QuietComfort Ultra Earbudsは現存するノイキャンイヤホンの中ではノイキャン性能が最強クラスであり、着け心地も快適で「移動のお供としては最高の相棒」です。

しかも秀逸な空間オーディオ機能を搭載しており、ライブ音源を聴いた時の没入感は素晴らしいものがあります。

ノイキャン性能重視の方は是非視聴してみてください。

こんな方におすすめ

  • ノイキャン性能重視でワイヤレスイヤホンを探している方
  • ライブ音源でより臨場感を高めたい方
  • カナル型の「イヤーチップを差し込む感じ」を軽減したい方

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