SHURE SE215-CL
ドラム演奏用のインイヤーモニターとして購入。
音質について最も重要な要素のひとつが「遮音性」であると教えてくれたイヤホン。
今はドラム演奏していないので外出用イヤホンにしています。
ドラム演奏時に汗だくで使用していたのでケーブルの緑青(ろくしょう)発生が少し悲しい…
外出時にはApple純正のLightning – 3.5 mmヘッドフォンジャックアダプタと共に使用しています。
音質傾向
モニター調の音質です。
繊細美音系ではなくクッキリハキハキ系です。
ひとつひとつの音を分かり易く聴かせてくれます。
低音はちょっと強めに感じるかな。(ダイナミック型らしいと言えるかも)
高級機じゃないヘッドホンアンプでもクリアさを感じながら聴く事ができます。
外出時ならどうせ周りの環境音が音を濁すので、これで十分だと感じます。
遮音性
遮音性はノイズキャンセリングなどのアクティブ系遮音を除けばかなり高い部類です。
生ドラムの演奏中(返しのスピーカーありの環境)でも確実にイヤホンが発する音を聞き取る事ができます。
プロがよく自分の耳型を取るカスタムインイヤーモニターを使っていますが、遮音性としてはSE215で十分だと思います。(カスタムIEM使った事がないので比較はできませんが)
メーカーHPによると最大37dB遮音するそうです。
逆に遮音性が高すぎるので、歩車分離が出来ていない道路では使用しない方がいいくらい。
本当に危ないです。
高い遮音性を発揮させるには自分の耳にあったイヤーピースを使う必要があります。
自分は付属のソフトフォーム(低反発)イヤーピースを使っています。
遮音性が高いと言っても完璧に遮音してくれるわけではないので、周囲の環境音によって音は濁りますが、遮音性が悪い高級イヤホンより音が良く感じます。(環境音の程度によります)
そのくらい遮音性が音質に関して重要なファクターだと教えてくれたイヤホンです。
それ以来、外出時に使うイヤホンやカーオーディオなど、環境が整わない空間で使用するオーディオ機器に関しては全然拘らなくなりました。
自分のオーディオライフを変貌させた、まさに革命機です。
付属品
付属品としてポーチとサイズ違いのイヤパッドがついてきます。
付属品一覧
- 3.5 mm ストレートケーブル(162cm)
- ソフト・フレックス・イヤパッド (S/ M/ L)
- フォーム・イヤパッド (S/ M/ L)
- ソフトジップケース
- クリーニングツール
まとめ
モニター調のクリアな音質。
ダイナミック型らしいパンチの効いた低音。
高い遮音性。
これが1万2千円台で買えます。
難点を挙げるとするなら、有線接続であること。
そして、遮音性がアクティブノイズキャンセリングの機種には及ばないこと。
このイヤホンをBluetoothでワイヤレス化するアイテムもあるけど、自分だったらもうちょっと奮発してSONYのWF-1000XM4とかを買うだろうな。
【SHURE SE215をオススメする人】
- 楽器演奏時の高遮音インイヤーモニターとしては使う人(超オススメ!)
- シュア掛けしたい人
- コードを背中側に回したい人(シュア掛けからスムーズに背中側に回せます)
- あんまりお金を掛けたくないけど手軽に音質アップしたい人
低音を若干強化したSE215-Special Editionもありますyo!
ではでは!