ELECOMとSANWA SUPPLYの格安パンタキーボードを比較

PC

会社から支給されているノートPCのキーボードがすごくタイプしづらいので、有線のUSBキーボードを購入しました。テレワークもあり、家用と会社用で2つ必要だったので、せっかくなら違うメーカーのものを買って比較してみようと思いました。

購入したのは下記のパンタグラフ ミニキーボードです。

・ELECOM:「TK-FCP096BK」(購入時2,356円)
・SANWA SUPPLY:「SKB-SL36BK」(購入時1,709円)

結論から言うと「ELECOM:TK-FCP096BKの圧勝」でした(個人の感想です)

自分が感じた部分について説明していきますね。

(以下、品番のみのTK-FCP096BK、SKB-SL36BKと表記します)

並べてみました
並べてみました

有線パンタグラフキーボードを選んだ理由

今回この2機種を選んだ理由をカンタンに説明します。

自分は下記のような要求があるのでこの2機種を購入しました。

  • USB接続(会社PCが設定でBluetoothが使えないようになってる)
  • 有線接続(過去に無線キーボードで入力不良の経験あり)
  • テンキーレス(00キーが欲しいのでテンキーは別で用意する)
  • BackSpaceの上にDeleteがある(ノートPCと同じキー配列)
  • 矢印キーが独立している(↑キーの隣に他のキーがいない)
  • アプリケーションキーがある
  • キーのストロークが浅い
  • 打鍵時の静音性が高い
  • 可能な限り安価である

書き出してみると結構こだわってますね😅

ぎゅっとまとめると「有線接続のノートPC配列のパンタグラフキーボード」ですね。

今回購入した2機種は上記の要求を満たしています🎶

価格

まずは価格ですがどちらもAmazonで2千円前後でした。

自分が購入したときは比較するとTK-FCP096BKのほうが約650円高でした。

全体的な質感

これは「個人的な感想」と前置きしなくてもTK-FCP096BKの勝利ではないでしょうか。

650円の差がきっちり出ています。というかそれ以上の差があるように感じます。

SKB-SL36BKの方は見た目にもプラスチックの質感が低く、持ち上げた時の密度感や重量もちゃっちぃ感じがします。

また、エッジの処理も甘く、端に手をぶつけると切れてしまいそうです。

対してTK-FCP096BKの方は「まともな質感」です。もちろん高級感はありませんがちゃっちぃ感じはしません。

低価格帯ながら普通です。

キータッチ

キータッチについても個人的にはTK-FCP096BKの勝利です。この辺りは好みの差が出るので個人的な感想とします。

SKB-SL36BKのほうはキータッチの感触からも安いプラスチック感が伝わってきます。また、キーの横ブレもSKB-SL36BKの方が大きいです。

SKB-SL36BKのキーボードで全体の剛性が低く、裏面の真ん中あたりにゴム足もついていないため「真ん中あたりのキーを押すたびにキーボード下面がカタカタとテーブルにあたります」。

たわんで当たる
たわんで当たる

キータッチの安っぽさと合わさってすごく不快でした。

ELECOMの方も押し込み時のたわみはゼロではありませんが、比較すると剛性が高く、裏面にゴムの足も付いているのでまったく問題ありません。

この問題に対してはキーボードの裏にスポンジテープを貼ることによって対策しました。

SKB-SL36BK裏面
SKB-SL36BK裏面

スポンジテープで対策
スポンジテープで対策

参考に、TK-FCP096BKのほうは真ん中にもちゃんとゴム足がついていてバタつき感はないです。

TK-FCP096BK裏面
TK-FCP096BK裏面

キー配列

キー配列についてはどちらも標準的なノートPC同等のキー配列です。寸法的に無理がきて変則的な場所にキーが移動していると言うこともありません。

どちらのキーボードも↑矢印キーの横に空間があるので矢印キーも押しやすいです。

また、どちらのキーボードも右側の一部のキーの幅が小さくなっています。

TK-FCP096BKのほうは「ー」キーの列から小さくなっています。

これが唯一TK-FCP096BKの気になった部分ですが、大体2日くらいで慣れました。

対してSKB-SL36BKのほうはその隣の「^」キーのから小さくなっています。

よく見るとEnterキーとShiftキーの横幅をせばめることで帳尻を合わせているようです。

横幅をせばめてはいますが、それでもEnterキーに十分な横幅があるので、押しにくいと思ったことは一度もないです。

キー比較
キー比較

それにしてもキーボード本体の横幅ってなにか規格があるのだろうか?

なんで本体を大きくしてキーを全部標準サイズにしないんだろう?

Caps Lockのインジケーター

Caps Lockのインジケーターを比較していみます。

どちらの機種も右上にLEDが搭載されています。

きき目が右目の人には視線移動が少なくて楽だと思います。

SKB-SL36BKのほうにはScroll Lockのインジケーターもついています。

それでCaps Lockのインジケーターを比較すると、

これに関しては「SKB-SL36BKのほうが明るくて見やすいです」。

色味も淡いきみどり色ではなく、はっきりしたブルーでみやすいです。

今回比較したなかで唯一のSKB-SL36BKの優位性です。

Caps Lockインジケーター比較
Caps Lockインジケーター比較

おわりに

いかがだったでしょうか?

本当はガジェオタ思考の自分としては頑張って東プレのリアルフォースを買おうかなと思ってたんですけど、秋葉原のヨドバシで実機を触ったときに「思ったより気持ちよさがないな」と思ったのと、当時あんまりお金がなかったので、「安いパンタグラフキーボードでいいや」となりました。

結果としてTK-FCP096BKで十分過ぎたので大成功でした👍

SKB-SL36BKは、スポンジテープ1個貼りたいですが、650円も安く、機能には問題ないキーボードなのでこれはこれでいい製品かもしれませんね!(もうハードオフに旅立ちましたが)

たしかに2千円前後の戦いの中で価格差650円の占める割合は大きい!

では、参考になれば幸いです😘

※結局会社用と家用にTK-FCP096BKを2つ買いました。