食洗機NP-TH4 お湯と水での消費電力の違い(冬)

家電

食洗機は供給された水を庫内のヒーターでお湯にして食器を洗うのですが、水のまま供給した場合とガス給湯器の給湯で供給した場合でどちらが料金的にお得になるか使用電力量の測定と計算で求めてみました。

前回は水温が高い夏場調べてみましたが、今回は水温が低い冬場です。(前回給水温度27.4℃、今回給水温度9.9℃)

前回の夏場では水温が高く、食洗機内で水をお湯にするエネルギーがそんなに必要じゃなかったかもしれませんが、冬場は水温が低いのでお湯にするためにより多くのエネルギーが必要になります。なので、もしかしたら結果が変わるかもとちょっと期待しました。

結論から言うと、夏も冬も「水で供給してあげたほうがお得!」と言う結果になりました!

測定結果

スピーディ、汚れレベル1、汚れレベル2の各表の右下だけ見ていただければ大丈夫ですが、各モードでガス給湯器でお湯を供給したほうが1回あたり2.4円〜3.7円ほど高くなってしまいます。

電気料金単価を前回同様26.24円/khWとして計算しましたが、電気料金が上がった現在の単価(33円/khW)でも水で供給したほうが割安という結果でした。

洗浄時間については、夏場の高い水温と違い、冬の低い水温では食洗機内でお湯にするために時間がかかるため、水とお湯では洗浄時間に5分〜7分の差が出ました。

運転の様子を観察していても、水で供給していた場合は水の供給後すぐに洗浄を開始せず、水を昇温する待機時間が加わっていることがわかります。

結論

と言うことで、結論としては夏場の測定時と同様に、「水に接続したほうがお得。ただし、数分でも早く洗浄を終わらせたい場合は給湯側に接続する」と言う結論でいいかと思います。

1回あたり2円の差で、1日3回、365日使うとすると2,190円の差となります。

微妙と言えば微妙だけど、どうせ洗浄中は他のことしてるし時間を短縮するメリットは少ない気がするので、我が家では給水側に接続することにしました。

この記事が食洗機の接続で迷ってる方の参考になったら幸いです。

ではでは。