レーシングシミュレーターに乗ってみたくてRED° TOKYO TOWERに行ってきました

最近レースゲーム用のハンドルコントローラーが欲しくなったので、まずはどんなものか触ってみたいなと思いシミュレーターが置いてあるという「RED° TOKYO TOWER」に行ってきました。

シミュレーターを触ることはできましたが、正直シミュレーターで遊びたいという人にはおすすめできませんでした。

ホントにあくまで「体験」だけです。

もっと情報収集してから行けばよかったかな?

RED° TOKYO TOWERとは?

東京タワーのフットタウン内にある、いろんな体験型のアトラクション(ゲーム)があるアミューズメント施設です。

以下、公式サイトより引用させていただきます。

東京タワー直下にある「フットタウン」内の1階/3階/4階/5階、およそ5600㎡におよぶ空間が新体験テーマパークに!

モータースポーツや、カラダで楽しむゲーム、ポーカーなどのマインドスポーツや、さまざまなコンテンツが充実。さらに、世界最先端のXR技術を搭載したスタジアムでイベントや大会を楽しんだり、1階にはお食事を楽しめるエリアもご用意!

https://tokyotower.red-brand.jp

入場した後は追加のお金を払うことなく施設内のアトラクションを遊ぶことが出来ます。

ラウンドワンのスポッチャみたいな感じですね。

入場料を払ったあとはQRコードが書かれた紙を貰えて、そのQRコードを入場ゲートにかざすことで当日はいつでも出入り自由です。(ナイトパスポートの場合は17時以降のみ)

RED° TOKYO TOWER内の「RED° E-MOTOR」という一画がレーシングシミュレーターが遊べるエリアとなっています。

RED° E-MOTORは最上階5階にありました。

自分はレーシングシミュレーターだけが目的だったのでRED° E-MOTORのエリアだけ行ってきました。

RED° TOKYO TOWER内は子連れのお客さんが大半だったので、自意識過剰ですが成人男性一人で来た自分はアウェーな感じでちょっと恥ずかしかったです。

ちなみにRED° TOKYO TOWERの受付は3階です。

1階にあるチケットカウンターは展望台のチケットカウンターなので間違えないように気をつけてください(自分は間違えて1階のカウンターに並んでいました笑)

入場券の購入はアソビュー!で買うのがお得

入場券は基本的に事前購入で、アソビュー!というサイトから購入することをおすすめします。

公式サイトから購入すると土日・非会員4,800円のところを、アソビュー!で買った場合は「3,900円」で購入することが出来ました!

自分は東京タワーに着いてからクーポンないかな〜?と思ってネットで調べ、その場でアソビュー!に登録してチケット(電子チケット)を購入しました。

登録にもちょっと時間が掛かるので事前に購入しておくことをお勧めします。

https://www.asoview.com

一つ注意することがあって、アソビュー!で購入した電子チケットをスマホに表示して受付に提示するのですが、そのとき店員さんが少しスマホを操作します。

その店員さんが操作する画面で変な操作をしてしまうとチケットが無効になってしまうみたいです。

誤操作を防ぐために電子チケットの表示は受付直前にした方がいいです。

RED° TOKYO TOWERで乗れるレーシングシミュレーターはあくまで「体験」

レーシングシミュレーターが置いてありますが、遊べるというよりはあくまで「体験」出来るという感じです。

まず同フロアにある予約受付(ちっちゃい演台みたいなカウンター)で希望のシミュレーターを指定して予約をします。

予約後、自分の番が来ると「6分間の走行」「コース1周の走行」だけでさせてもらえます。

走行の内容は「タイムアタックモードで決められたコースを走る」という感じです。

当然もう一回乗りたい場合はその都度予約受付で予約をしなければなりません。

しかも、受付係の人はお客さんの案内や操作説明も兼ねているので、受付に係の人が不在という場面も多々ありました。

ただ、日曜日でもお客さんはまばらだったので、受付さえしてしまえばそれほど待たずに乗ることが出来ました。

シミュレーター(以下、筐体と言います)は全部で7種類くらいあって、ハンコンやモニター(枚数やVRなどの違い)、モーションの有無などが違っていました。(詳しくは公式サイトを見てください)

公式サイト

https://tokyotower.red-brand.jp/activities/red-e-motor

どの筐体もソフトは「アセットコルサ」で、GTPODというコーナーだけグランツーリスモSPORTでした。

基本は「1枠・6分間」で終了で、GTPODのグランツーリスモだけが「1枠・コース1周」でした。

自分が行った日はコースはすべて富士スピードウェイでした。

GTPODのコーナーにはコースは日替わりで変わると書いてありましたが、GTPODの筐体だけか、その他の筐体もコースが変わるかは不明です。

あ、ガヤモデルのは筐体は富士スピードウェイじゃなくて、あれだけは峠道のコースでした。

車を選ぶことはできず、どの筐体も車はGTマシンです。

そのため「リアル指向の挙動のソフト」+「GTマシン」という完全に初見殺しなセットアップとなっております。

慣れるまで6分間のほとんどをコースアウトとコース復帰に費やして終わりました😹

(グランツーリスモはまだやさしい挙動ですが、アセコルはフルブレーキ状態でハンドル切ったらほぼスピンします)

ガヤモデルの筐体のみ車が市販車ですが、ハイパワーのドリフト仕様の車で知らない峠道を走ることになるので、こちらも6分間壁に車をぶつけ続けてで終わりました。

あとフォースフィードバックのトルクも結構強くて、運転していると手が痛くなりました。

一般的な乗用車の2〜3倍あるように感じました。

ちなみに3ペダル+Hパターンで操作出来たのはガヤモデルの筐体のみで、その他筐体はパドルシフトによる変速かATかを選択することになりました。

MAXORIDO監修の筐体では身長158cm自分では残念ながらペダルまで足が届きませんでした(シートから腰を浮かせてなんと届きました)

他の筐体が推奨身長150cm以上のところ、MAXORIDOだけ165cm以上だったと思います。

PLAY SEATの筐体は逆に子供向けだったため運転しませんでした。

シミュレーターを遊ぶという点では不満。けど良かった点も。

1枠・6分間でその都度予約が必要、コースもマシンも選べない、と、レーシングシミュレーターを遊ぶという点では不満が残りました。

ただ、良かった点もあります。

それはハンコンBD・DDの違いやモニターの違い、モーション有無の違い)を体験出来たことです。

ハンコンについてはグランツーリスモの筐体は多分スタストマスターのT-GT(ベルトドライブ)で、その他の筐体はホイールベースがカクカクしてたので多分シマジックのダイレクトドライブだと思います。

初めてベルトドライブとダイレクトドライブのハンコンを触りましたが、ベルトドライブは意外とギアのザラザラ感のような感触を感じたので、リアルなゲームらしくない運転感覚が欲しいとしたらダイレクトドライブ一択だと気づくことができました。

そして個人的な感想ですが、運転の疑似体験」という意味ではVR+モーションシム」という組み合わせが最強だと感じました。

昔「VR+パッド」グランツーリスモをしたことはありましたが、その時は視覚情報と体感の乖離ですぐにVR酔いをしてしまいました。

今回の「VR+モーションシム」では視覚情報と体感が一致するのでかなり軽減されるように感じました(ただし時間が6分と短いのもあるし、それでもほんの少しVR酔いの感覚がありました)

「3画面+モーションシム」でもどうしても感じる「ゲームをしている」という感覚も、「VR+モーションシム」の組み合わせは唯一「運転している」と錯覚することが出来ました

コーナーの先に首(視線)向けるという行為が運転でいかに大切かを感じました。

もし自分がシミュレーターを構築するとしたら、モーションは難しいとしてもせめて「ハンコン+VR」の組み合わせで構築したいなと思いました。

グランツーリスモSPORTとアセットコルサの違いを体験出来たのも良かったです。

サーキットを走ったことがないのでリアルな挙動というのはわかりませんが、安定しているグランツーリスモが(安定しすぎて)とってもゲームっぽく感じました。

操作感としてはアセコルの方が楽しかったです。

レースゲームはグランツーリスモシリーズしかしてきませんでしたが、ハンコン買ったらアセコルやrFactorもやりたいなと思いました。

まとめ

ということで、RED° TOKYO TOWERがレーシングシュミレーターで遊ぶには微妙というお話でした。

今回3,900円で1日チケットを購入しましたが、自分は結局RED° E-MOTORの各筐体に1回ずつ乗って1時間経たずにRED° TOKYO TOWERを後にしました。

置いてあるシミュレーターは大人向けでも、運用の仕方や空間が子供向けアトラクションて感じでしたね。

がっつりシミュレーターで遊びたい人は他店を検討した方がいいかもしれません(秋葉原のシム屋さんやMAX織戸さんのお店など)

それでは、参考になれば幸いです。

ではでは